交野病院で脊髄脊椎疾患を専門に最先端のチーム医療を提供しています。
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センターの3つの強み

センターの3つの強み

01.脳神経外科と整形外科の連携

脳神経外科と整形外科の連携

 脊椎の病気は脳神経外科と整形外科どちらの科でも診療しますが,脳神経外科では脳と脊髄の観点から 脊椎の病気を診断し治療しますが,整形外科では手足の動きの観点から脊椎の病気を診断し治療します。 どちらも、脊椎の病気を治療するというゴールは一緒ですが、ルートは異なります。

当センターでは脳神経外科医と整形外科医が同じ土俵で助け合いながら診療にあたっています。その結果、 幅広い視野からの診断と治療が可能になっています。

02.最新の手術器機

O-armとナビゲーション

A)O-armとナビゲーション:脊椎固定術のためにはスクリューを脊椎に挿入する必要がありますが,熟練した手術者でも正しい位置から逸脱する危険性があります.そのために,術中にCTを撮影するとともに,その情報に基づいて正しい位置に挿入するためのナビゲーションシステムが開発されています.当センターでは,その最新器機を導入し運用しています.

B) 術中神経モニター:脊髄は脳からの司令を手足の筋肉に伝えたり、逆に、手足からの感覚を脳に伝えています。手術中に、それらの機能に問題が発生していないか常に見張っておく必要がありますが、当センターでは術中神経モニターの器械(MEPあるいはSEP)を使用して監視しています。

C) 内視鏡手術:脊椎の手術を行うためには、できるだけ傷の小さな手術が望まれますが、その一つとして、腰椎の疾患に対しては内視鏡手術が行われています。当センターでは、腰椎椎間板ヘルニアに対してPELDと呼ばれる内視鏡手術を行っています。

03.リハビリとのシームレスな連携

リハビリとのシームレスな連携

脊椎手術の後には、手足の麻痺を回復させるためにリハビリが必要になる場合があります。リハビリはいつ行っても良いというものではなく、一般的に、手術後2−3ヶ月以内にリハビリを行うと効果が高いとされています。当センターにはリハビリ病棟が併設されており、術後速やかに専従のリハビリ専門医と理学療法士や作業療法士によりリハビリが開始できます。